2012年06月16日

集合知

 学びは必ず行動を通じてもたらされる。だが、問題となるのは「行動」より「学び」のほうだ。現代の組織や社会はさまざまなことを行うが、往々にして学びが欠けている。
 学習能力の欠如ほど、明らかに集合知の不在を物語るものはないのではないか。その特徴は、頑迷で独断的であること。信頼感がなく、自らの力不足を突きつけてくる厄介な問題を話し合えないこと。自信やスキルの影に、不安と、失敗への恐れが隠されていることだ。
 逆に言えば、「知らない」ということが強みであり、表面的な答えを出す力よりも問う力のほうが大切であり、想像力とコミットメント、忍耐力、そして心を開き互いに信頼する力のほうが、長い目で見れば単なる「頭の良さ」に勝るのだ。そう信じることのなかに、集合知はみつかりやすい。

【集合知の力、衆愚の罠――人と組織にとって最もすばらしいことは何か】
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2009年06月25日

新・人間革命 波濤60


 山本伸一は、皆の質問に答えて、組織としての運動の進め方などについて述べたあと、最後に、魂を打ち込むように訴えた。
 「組織といっても、人間関係です。あなたたちが、自分の組織で、一人ひとりと、つながっていくんです。単に組織のリーダーと部員というだけの関係では弱い。周りの人たちが、姉のように慕ってくるようになってこそ、本当の人間組織です。
 組織を強くするということは、一人ひとりとの、信頼の絆をつくっていく戦いです。あなたたちが皆から、“あの人に励まされ、私は困難を克服した”“あの人に勇気をもらった”と言われる存在になることです。
 私も、そうしてきました。全学会員とつながるために、常に必死に努力しています。なんらかのかたちで、激励する同志は、毎日、何百人、何千人です。この絆があるから、学会は強いんです。
 その人間と人間の結合がなくなれば、烏合の衆になる。学会は、滅びていきます。この点だけは、絶対に忘れないでほしい」
 皆、真剣な顔で、瞳を輝かせていた。

2009-6-24 聖教新聞


 組織と言えども結局は一人の人と人のつながりでしかない。一人一人の信頼という強いつながりがあるから強い組織になるのですね。
 人との縁をもっと大切にし、その瞬間にすべてをかけられるようになりたい。
posted by 元 at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 組織 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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