2009年01月19日

新・人間革命 新世紀49

 山本伸一も松下幸之助に、次々と質問をぶつけた。質問は双方、百五十問ずつとした。
 松下の質問は、根源的で、鋭かった。たとえば、政治に関しても、「政治はなんのために行われるものか」「わが国の政治に一番欠けているものは何か」「総理大臣に望まれる要件とは」「政党同士の対立と協調のあるべき姿」「派閥は解消できるか」といった問いが相次いだ。
 伸一は、質問にも苦心した。尋ねたいことはたくさんあったが、的を射た質問でなければ、先方に失礼になる。
 的確な質問は、よい答えを引き出すが、愚問は、いたずらに相手を悩ませ、無駄な時間を費やさせることになるからだ。
 松下は、人生の大先輩である。したがって人間の生き方については、特に意見を聞きたかった。伸一の質問もまた、根源的な問いかけとなった。
2009-1-19 聖教新聞


 私は疑問に思うとすぐに質問してしまいます。相手方の状況など考えずに。ここに書かれている質問のあり方は、相手を敬いつつ相手を理解してさらに質問が考え抜いたものであり、安易な質問などなかったのでしょう。質問のしかたや、答え方でその人の思想の深さなどのまさに人間の質がでるのだとおもいました。日ごろからの深い思索を心がけたい。
posted by 元 at 16:07| Comment(3) | TrackBack(0) | 質問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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