2012年06月16日

集合知

 学びは必ず行動を通じてもたらされる。だが、問題となるのは「行動」より「学び」のほうだ。現代の組織や社会はさまざまなことを行うが、往々にして学びが欠けている。
 学習能力の欠如ほど、明らかに集合知の不在を物語るものはないのではないか。その特徴は、頑迷で独断的であること。信頼感がなく、自らの力不足を突きつけてくる厄介な問題を話し合えないこと。自信やスキルの影に、不安と、失敗への恐れが隠されていることだ。
 逆に言えば、「知らない」ということが強みであり、表面的な答えを出す力よりも問う力のほうが大切であり、想像力とコミットメント、忍耐力、そして心を開き互いに信頼する力のほうが、長い目で見れば単なる「頭の良さ」に勝るのだ。そう信じることのなかに、集合知はみつかりやすい。

【集合知の力、衆愚の罠――人と組織にとって最もすばらしいことは何か】
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posted by 元 at 13:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 組織 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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