2008年12月11日

創共協定のスピリット継承と中道の意味

 創共協定は1974年12月28日、、松本清張の仲介で相互不可侵・共存を約した協定を10年間の約束で結んだ。
 ここで当時の共産党委員長である宮本顕治氏と先生との対談の意味を考えたい。
 対談のなかで、「中道」の意味で二人の意見が一致したそうです。
はたして、その「中道」とは?


創共協定のスピリット継承と中道の意味

吉見道夫

1)
1974年に松本清張の仲介で故宮本顕治氏と池田大作氏が会談し、創共協定を結んだ時、毎日新聞に二人の対談が連載されました。
「中道」の意味についての二人の考えが一致していた覚えがあります。
当時、公明党は、非自民、反共産の「中道」社公民路線をとっていました。しかし、二人の会談では、中道とは、そのような右と左の真ん中という意味ではないということで一致していました。
しかし、当時の私は、では仏教でいう「中道」という意味がなんであるのか、理解できませんでした。

2)
ここ8年間くらい朝晩、短時間瞑想(直観科学)しつつ、サーカーやウィルバーを研究してみて、中道の意味がわかりました。中道とは、右へゆく道と左へゆく道の真ん中ではなく、存在レベルを一段一段進化させる道です。右でも左でもなく階段を下りてゆく、あるいは上がってゆく三つ目の道なのです。

ウィルバーの「進化の構造」的な例えで言うと
宇宙の存在は、原子が出現し、分子が出現し、細胞が出現するというふうに前者を「含んで超える」新たなより高次の存在レベルが出現してきました。
「中道」とは、水素原子と酸素原子のどっちがとういことではなく、水分子という原子より高次の存在になる道です。物質圏を「含んで超えて」生命世界が出現し、生命圏を「含んで超えて」人間圏が出現しました。そして人間世界を「含んで超えて」(スピリット=神)圏が登場します。そして人間がより高次の存在に進むことが「中道」というわけです。
「心が存在のより高い層に達することは、「深み」とともに「抱擁する領域」が広がることです。幼児期は、自分のことだけが視界に入り、子ども時代には家族が視界に、さらに自分の住む地域が視界に入り、そして全人類、全生命、全存在が視界に入ります。
存在のすべてが「抱擁する領域」として自分の愛の枠内に入る時、スピリチュアリティの極みに達しています。だから、存在の層のより高みに達してゆく「中道」は人間生命を最高の実現に導く道です」


http://www12.ocn.ne.jp/~kitsumi/shiminshakaiforum/125soukyoukyouteichudou.htmlより転載


 先生がよく「中道でいきなさい」と仰ります。中道という言葉は今まで、安易に聞き流していましたが、こんなにも深い意味があったとは思いませんでした。寛容・慈悲・対話を主柱とする 「人間主義」こそまさに「中道」であると思います。
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posted by 元 at 16:06| Comment(3) | TrackBack(0) | 中道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
役に立つ記事ありがとうございます。私も初めて知りました。

ところでhumanite-ユマニテが宗教カテコリーに移動して、幸福の科学相手に孤軍奮闘する形になります。私は毎日ぽちっして応援してるのですが、元さんにも応援をお願いできないでしょうか?もちろん相手からも応援してもらってくださいね。

日蓮と御書、そして法華経が消滅してるのはご存知ですよね?

それからメールアドレス: [必須入力]は止めて欲しいです。コメント貰えなくなりますよ。皆にとって大事な個人情報ですからね・・・
Posted by 一支国 at 2008年12月11日 19:30
はじめまして。
一平と申します。
「人間主義の旗を」は私にとっても愛読の書です。この本について意見交換などさせていただければうれしいです。
リンクを貼らせていただきました。
どうぞよろしくお願いします。
Posted by 一平 at 2008年12月11日 19:36
一支国さん了解いたしました。
色々ありがとうございます。


一平さんはじめまして。是非お願いいたします。
Posted by 元 at 2008年12月16日 02:46
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